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はじめに

このページでは、フィンランド語の簡単な会話を随時掲載していこうと思います。ただ質問しても返答ができなければ会話にはならないと思いますので、実践に即した形で状況によりいくつかの回答も載せています。楽しんで学習していただければと思います。

尚、このページは、フィンランド語を奥田ライヤ先生が、日本語訳を末延 弘子先生が、そして解説を五十嵐 淳先生が担当しています。よろしくお願いします。

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2017年度10月期に開講されるフィンランド語講座のご案内を語学学校の事務方より頂きました。興味のある方は、「フィンランド語入門講座」で日時と場所を確認して是非とも参加してみてください。その他の詳細情報につきましては、学校にお問い合わせください。フィンランド語の学習を体験してください!!

フィンランド語の発音

このページのフィンランド語には、ルビをカタカナでふっていますので、読むことはできると思いますが、簡単にフィンランド語の発音について解説します。

フィンランド語のアルファベットは、29のラテン文字「a / b / c / d / e / f / g / h / i / j / k / l / m / n / o / p / q / r / s/ t / u / v / w / x / y / z / ä / ö / å」からなります。「ä / ö / å」以外は見たことのある文字だと思いますので、特にフィンランド語といっても驚くことはありません。このアルファベットの内、「a / e / i / o / u / y / ä / ö 」はそれ自体が発音できる母音になります。

母音の中で「a / e / i / o」の発音は、「ア / エ / イ / オ」と日本語と同じように発音してかまいません。「u」は「口を尖らせてウ」といったときの音で、「y」は「口をつぼめてウ」といったときの音になります。日本語の「u」は、フィンランド人には「y」に近いように聞こえるそうです。

「ä」は「アとエ」を同時に発音したような[アェ]の音になります。同様に「ö」も「オとエ」を同時に発音したような[オェ]の音になります。もっとも、はじめのうちはこの「a」と「ä」、「o」と「ö」、「u」と「y」は同じように聞こえるかもしれませんが、次第に違いに気づくようになります。「å」も母音ですが、これは「o」と同じ発音で、もともとスウェーデン語のアルファベットです。

これらの母音とその他の子音と呼ばれる文字を組み合わせて単語ができ、ローマ字読みのように発音します。

フィンランド語の単語のアクセントですが、常に第一音節につけます。例えば「sauna」という単語は、第一音節にアクセントをつけながらローマ字読みのように「ウナ」と発音します。それゆえ、日本人にはフィンランド語は発音し易いといわれます。少し注意を要するとすれば、「r」の発音が舌を巻くように「ル」と発音することです。舌を巻かない「l」の「ル」とは違いますので注意して下さい。また、日本語の「ヤ/ユ/ヨ」の音は、フィンランド語では「ja / ju / jo」と表記されます。そのために、例えば「淳=Jun」をフィンランド人は「ユン」と発音します。

「kukka」、「kullan」、「kauppa」、「herra」、「matto」のように子音が2つ重なる場合は、それぞれ「クッカ」、「クッラン」、「カウッパ」、「ヘッラ」、「マット」のように音が「ッ」のようにつまります。ただし「hammas」のように「mm」が重なったときは「ハンマス」のように「mm」の最初の「m」が「ン」の発音になります。

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フィンランド語の特徴

フィンランド語を理解するには、フィンランド語がどのような言語であるかを知るのことが先決です。そうすれば何を学習すればいいのかがわかってきます。

特徴1:格変化する

」といわれてもなかなかピンときませんよね。日本語は、例えば、「私お店買う」のように「〜は」、「〜を」、「〜で」などの格助詞を単語の後ろにつけて表現します。しかし、フィンランド語にはこの格助詞が独立して存在しません。では、どのように文章を作るかというと、単語自体を例えば「〜を」などを意味する単語の形に変化してあげなければなりません。

例. 「kukka」(花)⇒「kukan」(花を)

このような単語の形を「(かく)」といいます。そして、その格が何の格であるかを教えてくれる目印のことを「格語尾(かくごび)」といいます。

フィンランド語には格が15あります。もっとも、単数で15、複数で15と言う意味ですので、1つの単語が30の変化形を持っているということになります。その内、12の格(複数を加えると24)を覚えれば普通に会話をする分には十分なのですが、これでは単語を暗記することは難しくなります。そうすると、それぞれの格の作り方を学習すればいろいろな単語を用途にあわせて格変化できるようになります。

ただし、1つの格が1つの意味で使われるわけではなく、たくさんの意味を持っていますので、文章の構造を理解しながら格の使い方(用法)を学習しなければなりません。ここでは、「格の作り方」は説明しませんが、【ポイント】でこの文章では、主語は〜格を使いますよ!とコメントしています。

特徴2:形容詞や数詞も格変化する

格変化は、名詞・形容詞・数詞に当てはまります。例えば、「赤い花」→「赤い花を」のように表現を変える場合、日本語は形容詞の「赤い」がそのままであるのに対して、フィンランド語は形容詞「赤い」も名詞と同じ格になります。名詞が「〜を」を意味する格「花を」になっているので、フィンランド語では形容詞の「赤い」も「〜を」を意味する格「赤いを」にしてあげなければなりません。

例. 「punainen kukka」(赤い花)⇒「punaisen kukan」(赤い)

日本語にはない表現なので解り難いですが、フィンランド語では「赤い」という感覚です。同様に数詞も変化します。

特徴3:動詞は人称変化する

動詞ですが、日本語では、「わたしは寝る」、「あなたは寝る」のように主語が誰であろうと動詞「寝る」は同じです。しかし、フィンランド語は主語によって動詞の形が変わってきます。このことを人称変化(にんしょうへんか)といいます。

例えば、「寝る」を意味する動詞「nukkua(ヌックア)」の現在形の人称変化は...

わたし
あなた
彼(女)
わたしたち
あなたたち
彼(女)たち

が主語なら、動詞は

nukun
nukut
nukkuu
nukumme
nukutte
nukkuvat

(ヌクン)
(ヌクット)
(ヌックー)
(ヌクンメ)
(ヌクッテ)
(ヌックヴァット)

上記のように変化します。考え方次第では主語が「私」なのか「あなた」なのかによって動詞の形が違うので、主語を省略しても誰が主語なのかがわかる点で機能的です。

他にも、たくさんありますが、今説明したことが大まかなフィンランド語の特徴です。尚、「あいさつしましょう!」には簡単な【ポイント】として解説を加えていますが、必要最低限のことしか書いていません。詳しく学習されたい場合は、書籍で独学されるか、語学学校へ通われることをおすすめします。

では、目的に合わせたフィンランド語の会話をお楽しみください。

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